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ライブ後に耳鳴りが続く場合は何日以内に病院に行くと良いのか?

ライブ後に起こる音響外傷とは

ライブ後にキーンというような耳鳴りの症状が起こる場合があります。これは音響外傷と呼ばれるものです。大音量を聞き続けた後に起こる現象であり、特にライブ後に現れる耳鳴りのことをロック難聴やライブ難聴と呼びます。音響外傷が起こるとされている音量は130dBとされていますが、100dB前後の音量でも長期間聞き続けることで徐々に症状が出るようになります。ライブハウスで出る音量は100〜120dB程であり、ロックバンドの演奏では130dBになることも多いです。そのため、ライブで大音量の音楽を聴き続けることによって音響外傷を起こしてしまう可能性は十分にあるのです。

 

音響外傷の症状と治療法

大きな音を聞くと、耳の蝸牛にある音を感知することができる有毛細胞が損傷してしまいます。この状態が音響外傷です。音響外傷になると耳鳴りだけではなく、音が聞こえづらくなったり、耳が詰まったように感じたりするといった症状が現れます。ライブ後に耳鳴りが残る場合では何日以内に病院に行く方が良いかと言うと、1週間以内に病院で診てもらうことをおすすめします。症状が軽く、早い段階で治療する方が治りやすくなるからです。1週間以上耳鳴りが続くケースでは治りにくくなってしまうので、早めの治療を心がけるようにしてください。症状が軽ければヘッドホンやイヤホンをしないようにして、大きな音を避けることで、自然と治っていきます。治療が遅れて症状が重い場合ではビタミン剤やステロイド剤などを用いて治療を行いますが、治りづらく難聴の症状が残ってしまうケースもあります。

 

音響外傷の予防法

突然の大音量によって起こる音響外傷は防ぎようがありませんが、ライブに行くことが決まっているのなら対策を立てておきましょう。おすすめの予防法は耳栓をすることです。耳栓をしてしまってはライブを存分に楽しめないと思うかもしれません。しかし、音質を下げずに音量だけを減衰させたライブ用の耳栓が出てきています。バンドマンも目立たない耳栓をして演奏する方もいるので、ライブによく通う方であれば耳栓をしてしっかり耳を守るようにしましょう。最近ではライブ会場の子どもを連れてくる方も増えています。子どもは大人以上に大音量の影響を受けやすいので、小さい耳にも入る耳栓をするなどしっかりと予防することが重要です。また、音響外傷は飲酒時に起こりやすい症状でもあるので、ライブ前にアルコールを飲むのは止めるようにしましょう。ライブ中にはスピーカーの近くは避けるようにし、なるべく後ろの方で聴いた方が良いです。